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2010年10月28日木曜日

コンフォート・ゾーンを広げるために

即興だ、焦ると思う貴方。

実はチャンスなのです。

まず考えることは、動きを出すことだけど、動かなくたっていい。

自然と自分がのれるところを探そう。

まずは自分のペースを作り、それを崩さないこと。

そうしたら、集中力もついてくる。


人に見せるためには、多少のテクニックもあったほうがいい。

もちろんだけど、それ以上に、見せるための何かを持ってないと。

それは何だ?

貴方の武器になるんです。世の中を渡っていくとき。

どう、人から見られているか、印象を与えているか。


本当は、だから、無理に動かなくたって、勝負がついてたりするが、

それをいっちゃ、努力のかいがないので、大きなヒントを言いたい。

「生きざま」なんだ。 それがでてくる。


ちょっと恐ろしくもあり、しかも、分かりにくいようで、

実は分かる人には一目瞭然。


即興でコンフォート・ゾーンが広がれば広がるほど、

見せるためのテク、いろんな視点が見えてくる。

だから、努力したっていい、やりたいことをやろう。


悲しいことにそのやりたいことがわからないっていう・・・。


じゃあ、一緒に見つけよう。

レッスンにおいで。

ダンスミレニアム練習日11月12月

ダンスミレニアムの練習日が決まりました。

11月25日(木) 19時から20時45分  場所 東山社会教育館 第3研修室

12月22日(水) 19時から20時45分 場所 東山社会教育館 第3研修室

場所は未定なので、連絡が来次第、ご案内致します。

東山社会教育館の場所:
目黒区東山三丁目24番2号(東山地区センター2階)
http://www.meguroku-town.com/map/mg009591/

2010年10月18日月曜日

可能性を見出すコミュニケーション

非言語コミュニケーションを実践研究しているからと言って

言語を使わないで、非言語だけで伝えるわけではないので、大変不自由だと思う時がある。

それは、言葉・単語がいかにコンパクトで、限定されているにも関わらず

実は、言葉を発した方、言葉を受けた側の言葉・単語に対するイメージや概念が異なることだ。

それだけでなく、文章にするともっと限定されてしまって、背景にある巨大なデータを

その言葉を言うだけでそぎ落としてしまう。


だから、出来るだけ実演して見せたりするが、やはり、言葉による解説も大事だと思う。

その現実の演技をどういう意味で今回は行っているという解説だ。


たぶん、私の問いの発し方、言葉の選び方も、もっと慎重にすべきなんだろうと思う。


前回も書いたけど、同じ単語でも、イメージする物が異なっている以上、

それを踏まえたコミュニケーションをしていくほうが、可能性が広がると思うわけだ。


今回の言いまわしは、参加者にどんな影響を与えたんだろうと振り返る。

「体の硬い人は、体のコントロールが出来ていない」

この言葉だけ聞いたら、否定的にとられてしまうと申し訳ないと思います。

前後の文脈もあり、体のコントロールは、筋力だけでもなく、動かす知識だけでもなく

もっと奥深いところをえぐるような意識があることを伝えたかったんだろうと思います。

たとえば、なぜこの動きをして、今回はこの点に焦点をあてているが、こんな目的も

考えることがでるとか、いくらでも続けて話すことは可能なんです。


全てのコミュニケーションも伝える側の力量形成をしながらも、受け手とともに作っていく内容

であるとつくづく感じます。


参加者のみなさん、どんなワークショップやセミナーにでても、一回ではなかなか

伝えきれないことをどの講師も痛感しているんです。


送り手、受け手の双方が、ともに夢中になってやりとりしていく中で築かれるもの

その積み重ねが、つくづく大事だと思う。


楽しいコミュニケーションは、興味を引き出し蓄積され 可能性を引き出す。

忘れないようにしよう。遊び心!(すいません、飛躍して)

学会発表のお知らせ(日本学習社会学会)

日本学習社会学会で、子育て講座で行った即興について発表致します。

場所:三鷹市公会堂 一般2000円
発表時間:11月7日 午前10時20分から10時45分まで

発表タイトル:
「実践研究と非言語コミュニケーション ―子育て講座プログラムの取り組みから―」

内容:   
*2009年後期 板橋区で行った子育て講座からの即興ダンスのプログラムの内容と結果
*試験的に父親も参加できるプログラム内容
*発表中に実技の記録動画を上映予定

日本学習社会学会大会第7回大会プログラムへ

2010年10月9日土曜日

抽象度高すぎ?「自己を拡げるダンスセミナー」

目黒区の自主運営クループが、来年で20周年になるというので、

今まで、応募してなかった区の企画講座に応募してみた。


採用されるか、分からないけど、応募する中で、色々と分かったことがあった。

私の付けたタイトルが、どうも抽象的すぎて担当者の人に理解されなかったようで、

古参のグループメンバーお二人に電話で問い合わせがあった。


まず、タイトル「自己を拡げるダンスセミナー」って何をやってるかわからないという。

なるほど、タイトル変えてもいいです。

でも、このタイトルには、コンフォート・ゾーンを拡げるという大いなる意味があるんだけど

ストレートに言えないから、自己にしたんだけど。

コンフォート・ゾーンが広いと、自由に動ける範囲が広くなるのです。

それを、なんか、宗教の団体ですか? 精神世界の先生ですか?と

やたら誤解されたらしい。


あははは! 確かに、そういえば、そういうセミナーに間違われるかもしれない。

ジャズダンスやモダンダンスを使って、というもの、ジャズダンスとモダンダンスって

違うでしょとか、突っ込みがあったらしい。

なるほどです。



でも、本当に貴方の考えるモダンダンスやジャズダンスが他の人の考える

それと同様であるかは、分からない。

公演観に行ったって、ジャズダンス公演って書いてあるけど、

どうみても、モダンダンスだと思ったり、コンテンポラリィーだと思ったりする。

また、反対もしかり。 モダンダンス公演だけど、どう見てもジャズダンスだったりする。


そういう認識の違いがあったので、ダンスとだけしたんだけど、

最近ダンスっていうと、どうも、HIPHOPなどのブレイクダンスを指すらしい。


だから、ぐれてやるー、じゃないけど、 「ブレイン・ダンス」(脳踊り)

としたわけ、けっして、グレてイルン ダンスじゃないです。(笑い)


抽象度が高いっていうことは、誰にでも当てはまる可能性を広げていることだし、

これまでにないニーズがあると思ってタイトルをつけた。


いつもは、ワークショップなんだけ、わざとセミナーにした点も、

ダンスだけど、自己啓発っぽく、お話を多くしてみようとか、考えている。


でも、さすが古参のメンバーだけあって、

「20年前も、私たち目黒区の講座をきっかけにして集まったんですが、

なんと、その時の同じ先生で『頭を使うモダンダンス』というタイトルで

何だろうと思ったんですが、皆さんたくさんきましたよ。」

「昔から、この先生は、自分の体を知らないと踊れないとか、

頭を使って知的に取り組まないと、いいダンスができないとか、

20年前から言ってる先生なんです」と、電話で返答して、質問をクリアしてくれた。


ありがたい。さすがだ。というよりも、20年前から、ずっと同じことを目指しているって

私って、ぶれてないのね。

と思い出させてくれた2人と、出来事に感謝。


そして好奇心旺盛な人たちが 楽しんでくれるような講座にしようと思っている。


追伸:

あー、失敗した。いっそのこと

「コンフォート・ゾーンを広げるダンスセミナー」にしておけばよかった。 

訂正いれるかな。

理解する時にわかる自分の癖

最初、レッスンに来た人は、何をしているかわからないかもしれない。

けど、それでいい。

分からないことを理解するのに時間をかけてもらう、当然、運動量も少ない。

いきなりきて、バンバン動いたら、体を壊しかねないからだ。

でも、その分、頭を使うので、精神的に疲れたりする。


だから、ファシリテーターになる人は、その辺が見極めどころなのだ。

少し難しいから、挑戦したい、でも、すぐに本格的になったら

その山の高さ、壁の厚さを見せられたようで、圧倒されてしまうので

まずは、ゆっくり、緩ませること。


しかし、しかし、それが一番難しいのである。

いつも緊張状態にいる人こそ、マニュアル人間になっていたりして、

方法論をきちっと学ぼうとするわけだ。

そういう頭の使い方じゃないんだな。


いわゆる、右脳系?みたいな話になるんだけど、

感覚的に、まず、このレッスンの具体的な一つ一つのワークが、

何を目指しているんだと、わかるようになること。


そうしているうちに、今度は自分の癖や傾向がわかってくる。

中道をみて、自分の傾き、振れ具合がわかるってことかなぁ。うふ。

2010年10月8日金曜日

レッスン日キャンセルのお知らせ(世田谷)

二階堂のスケジュール変更のため、以下の世田谷でのレッスンをお休みにします。
よろしくお願いいたします。

◇2010年10月13日 水曜日  (レッスンはキャンセルになりました。)
・14時00分~15時30分
・上祖師谷一丁目区民集会所
・小会議室(定員42)
・参加費1000円

2010年10月5日火曜日

「その脳の場所にいく」

私はこのタイトルにある内容を、平易な言葉で始めるならば、世界観という言葉から始めたい。

誰でも世界観というのを持っている。

その世界観の中では、当たり前だと思っていることを、説明しそびれたりする。


私の場合、説明不足であったとしても、

実は後からいくらでも理解されるような人間関係を作ることで成り立っていると思う。

特に振付けのときなどは、ダンサーたちは必死に私の言わんとすることを理解して、

具現化してくれようとする。


こういう状態を振り返ると、後から啓発的な行動をとってたりすることがあり、

これは、認知的不協和だと思うわけです。


認知的不協和って、どういうことなんだろう。

自分がこうだと思っていることと、違っている状態を認識した時ですね。


私の場合は、ダンスレッスン時に

つまり、「これは、なんだ」といきなり思ってもないところを突いたり

ちょっと難しいことをやってもらって、夢中になってもらっているうちに

なんと、みんな踊りだしているんです。


必死になって、なりふり構わずというモードっていうのは、

追い込まれないと、なかなか自分の世界観はでてこない。

そういう状態がとてもチャンスなんだと思うのです。


その時の状態、つまり世界観(脳の場所)を覚えているんですね。

だから、そこの行けばいいのです。


これは、俳優の大竹しのぶさんがいってたことです。

演じる役の「その脳の場所にいく」

だから、立ち方も声の発生も違って、どんな長いセリフでもでてくる、みたいなことを

話されていた。


その意味よくわかります。私もやっていたと思うから。

俳優が演じるように、自分たちの啓発もできると思う。


他人の世界観に触れることで、違いから気がつくことがあったりして、

この人の世界観を理解してみようとか、まねしてみようとかで、

得られる能力もあると思う。

その人の脳の状態、世界観をまねることで、違った世界がみえてくるから

俳優のように、行動も変わるし、感じ方も変わる。


これが、ある意味自分を拡げるチャンスでもあるわけだし、

創造的な状態にあるときは、その脳の状態を再現することで、

得られるインスピレーションがあるわけだ。


それを、別の分野では、霊感とか、想像力とか、色々と名前を付けてくれている。


すいません。なんかまとまってませんが、分かってもらえると嬉しいです。

具体的なことは、ダンスレッスンに来てのお楽しみですね。

即興ダンス大好きな人は、是非いらしてください。