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2010年10月18日月曜日

可能性を見出すコミュニケーション

非言語コミュニケーションを実践研究しているからと言って

言語を使わないで、非言語だけで伝えるわけではないので、大変不自由だと思う時がある。

それは、言葉・単語がいかにコンパクトで、限定されているにも関わらず

実は、言葉を発した方、言葉を受けた側の言葉・単語に対するイメージや概念が異なることだ。

それだけでなく、文章にするともっと限定されてしまって、背景にある巨大なデータを

その言葉を言うだけでそぎ落としてしまう。


だから、出来るだけ実演して見せたりするが、やはり、言葉による解説も大事だと思う。

その現実の演技をどういう意味で今回は行っているという解説だ。


たぶん、私の問いの発し方、言葉の選び方も、もっと慎重にすべきなんだろうと思う。


前回も書いたけど、同じ単語でも、イメージする物が異なっている以上、

それを踏まえたコミュニケーションをしていくほうが、可能性が広がると思うわけだ。


今回の言いまわしは、参加者にどんな影響を与えたんだろうと振り返る。

「体の硬い人は、体のコントロールが出来ていない」

この言葉だけ聞いたら、否定的にとられてしまうと申し訳ないと思います。

前後の文脈もあり、体のコントロールは、筋力だけでもなく、動かす知識だけでもなく

もっと奥深いところをえぐるような意識があることを伝えたかったんだろうと思います。

たとえば、なぜこの動きをして、今回はこの点に焦点をあてているが、こんな目的も

考えることがでるとか、いくらでも続けて話すことは可能なんです。


全てのコミュニケーションも伝える側の力量形成をしながらも、受け手とともに作っていく内容

であるとつくづく感じます。


参加者のみなさん、どんなワークショップやセミナーにでても、一回ではなかなか

伝えきれないことをどの講師も痛感しているんです。


送り手、受け手の双方が、ともに夢中になってやりとりしていく中で築かれるもの

その積み重ねが、つくづく大事だと思う。


楽しいコミュニケーションは、興味を引き出し蓄積され 可能性を引き出す。

忘れないようにしよう。遊び心!(すいません、飛躍して)

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