更新ページ

2010年10月5日火曜日

「その脳の場所にいく」

私はこのタイトルにある内容を、平易な言葉で始めるならば、世界観という言葉から始めたい。

誰でも世界観というのを持っている。

その世界観の中では、当たり前だと思っていることを、説明しそびれたりする。


私の場合、説明不足であったとしても、

実は後からいくらでも理解されるような人間関係を作ることで成り立っていると思う。

特に振付けのときなどは、ダンサーたちは必死に私の言わんとすることを理解して、

具現化してくれようとする。


こういう状態を振り返ると、後から啓発的な行動をとってたりすることがあり、

これは、認知的不協和だと思うわけです。


認知的不協和って、どういうことなんだろう。

自分がこうだと思っていることと、違っている状態を認識した時ですね。


私の場合は、ダンスレッスン時に

つまり、「これは、なんだ」といきなり思ってもないところを突いたり

ちょっと難しいことをやってもらって、夢中になってもらっているうちに

なんと、みんな踊りだしているんです。


必死になって、なりふり構わずというモードっていうのは、

追い込まれないと、なかなか自分の世界観はでてこない。

そういう状態がとてもチャンスなんだと思うのです。


その時の状態、つまり世界観(脳の場所)を覚えているんですね。

だから、そこの行けばいいのです。


これは、俳優の大竹しのぶさんがいってたことです。

演じる役の「その脳の場所にいく」

だから、立ち方も声の発生も違って、どんな長いセリフでもでてくる、みたいなことを

話されていた。


その意味よくわかります。私もやっていたと思うから。

俳優が演じるように、自分たちの啓発もできると思う。


他人の世界観に触れることで、違いから気がつくことがあったりして、

この人の世界観を理解してみようとか、まねしてみようとかで、

得られる能力もあると思う。

その人の脳の状態、世界観をまねることで、違った世界がみえてくるから

俳優のように、行動も変わるし、感じ方も変わる。


これが、ある意味自分を拡げるチャンスでもあるわけだし、

創造的な状態にあるときは、その脳の状態を再現することで、

得られるインスピレーションがあるわけだ。


それを、別の分野では、霊感とか、想像力とか、色々と名前を付けてくれている。


すいません。なんかまとまってませんが、分かってもらえると嬉しいです。

具体的なことは、ダンスレッスンに来てのお楽しみですね。

即興ダンス大好きな人は、是非いらしてください。

0 件のコメント:

コメントを投稿